大学院で国際保健について研究しています。

Training of JOCV 39/65 the medical day

今日は土曜日。しかし今日も何ら変わりなく訓練の一日です。

昨日は
午前中3時間語学授業、午後は4時間感染症についての講義、
夕食を摂取、しかも給食当番のため皿洗い施行。
夕食後2時間21時まで、本部の顧問看護師の大学教授とテレビ会議

まさにthe medical day!
ところでここではテレビ会議をすることが多々ありますが、すごい世の中ですね。
昨日は事例を元に教授に意見を発表するということでしたが疲れの境地でした。


感染については主にマラリアデング熱狂犬病結核性感染症について。
その後は針刺し事故時の対処法について。

途上国に行くので日本と同じ感覚でいないこと。
途上国では例え病院に行っても検査ができない、薬がないのはよくあること。
熱帯熱マラリアにかかると一日でも処置が遅れると手遅れになる。
少しでも体調が悪かったらすぐに受診、事務所に報告しようと思います。

マラリアMalaria
マラリアに対しては予防薬をもらえるので確実に内服しようと思います。
100%ではないけれどかなり効果はあるようです。
この予防薬はかなり高価な薬、現地の人はとっても購入出来ません。
私たちは内服できるだけまだ幸せです。
副作用が強いという事を聞いていたので不安ですが、発症するよりは良いかな・・と思います。
去年世界一周中のバックパッカーの日本人夫婦が共にアフリカでマラリアにかかり南米のホテルで共に亡くなったというニュースがありました。
マラリアに対する意識を強く持たなくてはと思います。
蚊取り線香、防虫スプレー、蚊帳の使用、予防薬の確実内服、夜は出歩かない等気をつけます。

狂犬病rabies
様々感染症がありますが狂犬病は最も怖いなと思いました。
発症したら100%救命不可能。
アジア各地、アフリカ、南米に行く方、是非ワクチン接種をおすすめします。
また動物には触れないことを強くすすめます。
海外で犬に噛まれ、帰国後に発症という日本人の死亡例もあったようです。
ただソロモンには狂犬例がないので少し安心です。

HIV
言わずと知れたHIVですが、
私は病院勤務になるのでスタンダードプリコーションの徹底をしようと思います。
必ず手袋を持参、装着します。
また昨日は抗HIV薬をもらいました。針刺し事故後2時間以内に内服をすること。
内服の必要性は自己で判断すること、ということです。
いつ何があるかわからないので常に持ち歩こうと思います。

HIV薬。初めて見ました。めちゃくちゃ大きいです。これを一日3種類、一回3〜4cup内服です。


予防に勝る治療はない!!ということで自分の身は自分で守ります。