大学院で国際保健について研究しています。

チャレンジおさめ

今日今年最後のチャレンジ、TOEICを受けてきました。
リスニングはなかなか集中ができずに終盤聞き取れず、リーディングも最後まで解くことができず・・・。
勉強をしてきたつもりだけどTOEICに向けた勉強が足りなかったという感じです。
残念ながら目標までは全然届かないだろうとは思うのですが、仕方がない。

まだまだ英語は勉強が必要ですが、
とりあえず今年中にやりたいことは達成できたので良しとします。
ひとまずテストに向けた勉強は一旦お休みしようと思います。

今年は本当に色々な出来事がありました。
特に帰国の6月までの半年間、ソロモン諸島でのラストスパートをかけた活動・・・。
毎日クリニックのために全身全霊をかけて、今自分ができる限りのことはやりきりました。



載せていなかった、職場で送別会をしてもらった時の写真。
常に助けてくれた、頼りになる同僚たちです。




帰国後は・・・


函館の母校の中学校と高校(計500名)での講演会をしたり、

帰国後の報告会をしたり、

外務省のプロジェクトの仕事をさせて頂き、ラオス・インド・ベトナムからの招聘学生たちをコーディネーターとして引率をしました。




ツアー中、学生さんにそれぞれの国の民族衣装を着せてもらいました。



どこの国の衣装かわかりますか??^^



インドのメヘンディー(ヘナアート)も体験!



来日した学生さんのプログラム中の経費や渡航費は日本政府やASEANから捻出されており、
どの国の学生も厳しい選考を得て来日しており、学生の皆さんは志が高く有望で、心が優しく、
きっとその国を背負っていくのだろうと思わされる方々ばかりでした。
多くのことを教えてもらいました。
またこの仕事を通して、私自身深く感じたことがなかった日本の良さや日本の固有の歴史や文化について改めて知ることができました。



そして今は久しぶりに日本の医療で看護師として復帰をしています。
現在在宅医療に関わっているのですが、今まで病棟での経験しかない私にとってはとても新鮮です。
そして久しぶりに日本でお仕事をすると日本人のサービスのきめ細かさに驚きます。
途上国の医療に慣れてしまって忘れてしまっていたことを一つ一つ思い出しています。

在宅で介護をすることは患者さんにとってももご家族にとっても、身体的にも精神的にも大変なことだなぁとは思うのですが、
そんな大変さの中でも在宅では家族の絆の強さやお互いを思いやる心で溢れています。
病棟では見えない患者さんや家族の声を聞くことができたり、人間対人間のコミュニケーションができているように思います。

最近もご家族から寝たきりのおばぁちゃんにどうしてもベッド上で洗髪をしてもらいたいとお願いされ、
スタッフと相談しながらビニール袋とタオルでケリーパッド(お湯の流れ道を作るための介助用具)を作り、みんなで工夫して洗髪をしました。
病棟だと何でも手に入るのですが、在宅では家にあるもので工夫をしなくてはいけません。
そんなやり方を考えるのが協力隊の活動と通ずる部分があります。






さて、今年は色々と頑張ったので来年はご褒美に、
お仕事で仲良くなった学生さんを訪ねてアジアを周ります^^
どんなドラマが待っているのかとっても楽しみです!!