大学院で国際保健について研究しています。

心はいつも北海道と共に。

1年ぶりに故郷の北海道へ帰りました。



札幌から私の実家まで約300km。
私の故郷は有名な観光地からかなり距離が離れているリモートエリアなので、そう簡単には行けない場所です。

ひたすら真っ直ぐな道と広い空が続きます。
ここは私が幼少期住んでいた町。
真っ直ぐな道の上で家族といつも一緒に遊んでいました。

道すがら道沿いに野生の鹿やキツネ、放牧されている牛を眺めることができます。




目的は両親と共に兄に挨拶をしに行くこと。

こんなに多くの緑に囲まれた場所に彼は眠っています。
といっても私は彼の魂はここには眠っていないと思っています。
いつもあちこちにふらっと行ってしまっていた兄はきっと今でも世界中各地を旅しているのではないかと思っています。



兄が亡くなってから今年で7年。
この7年、本当に色々なことがありました。
悩みながらいくつもの決断をしてきました。


20代前半は一生分もの涙を流したので、
これから来る30代は大切な人々と共に幸せな時間を過ごせると良いな・・・
というのがシンプルな私の願いです。
そして何が起こっても後悔のないように、人生を全うしたい。
日々流れゆく時間の中、様々な問題が生じて周囲の人々との関係性も変化してくるけれど、
大切なことは忘れずに一つ一つ柔軟な姿勢で。




そしてあの大変な日々に私を支えてくれた多くの友人、両親、親戚、私に関わってくださった方々に
改めて感謝の気持ちでいっぱいです。
今こうして毎日幸せに暮らしているのはあの時も今も親身になって支えてくれている方々のお陰です。

生きとし生けるもの、
どんなに愛している人とも別れる日は訪れるもの。
家族や愛している人と共に過ごせる当たり前のようで当たり前ではない今の日々を大切にしましょう。








My thoughts and prayers are always with you.
We all love you forever no matter what we do, no matter where we go.