大学院で国際保健について研究しています。

夏場のランニング。そして最近読んだ本など。

こんばんは。
本日も英会話の授業へ行ってきました。
今日はなんと5時間もの長い授業でした。
長時間集中してとても難しいリスニングや問題を解いて終わり頃には疲労困憊でしたが
とても楽しかった!!

授業の後はクラスの皆さんがお茶に誘ってくださり色々とお話ができました。
皆さんとってもオープンで明るい方々で、様々なバックグラウンドを持っていてとても興味があるお話をたくさん聞かせてくださいました。

どうやら参加している皆さんは学校や英会話教室などで英語の教師をしているようです。
それで皆さんとても流暢なのだと納得。。
授業の内容もとても難しく、上級の方々に混じっている私はとても浮いているのですが、
皆さんわからないところは親切に教えてくださいます。
私が授業の足を引っ張っているのを否めないのですが、これからも頑張ってついていきます^^

コミュニティーが広がるたびに神戸の人の良さを実感し、
さらにじわじわと神戸という街が好きになっていきます。





最近はとても日差しが暑いですね。(台風が来ていましたが。)
今年の冬は数年ぶりの日本の冬の凍てつく寒さに辛い思いをしていて、
夏が来るのを心待ちにしていたのでとてもうれしいです。

近頃は朝8時頃にはすでに暑く汗が止まらないので、最近は朝6時半に起きてランニングをしています。
早朝はまだ涼しくてとても気持ちが良いです。

また、週末は長距離を走るために電車で三宮まで行き、趣のある坂道を駈けあがったり、ハーバーランドに行き海沿いを走ったりしています。
最寄りの駅から三宮まで約10分なので気軽に行くことができます。


海沿いを走ると、神戸タワーが見えてきた!


こんなに晴れた日は景色もよく素晴らしい眺めです。
神戸に住んで本当に良かった、と思う瞬間です。



さて先週のゼミで私の研究のプレゼンテーションの番が回ってきました。
(ゼミでは毎週当番になった学生が研究の進捗状況を発表しています)

私は4月に一度発表をして今回が2回目。
一度目の発表でとても満足がいかないものだったので、今回は集中して頑張りました。

それに私は来月からはタイでの調査に切り替えなくてはいけないので、
当分ソロモン諸島からは頭を離さなくてはいけない。
そう考えるとソロモンの研究に打ち込む時間も少なくなるため周りの皆よりも進歩が遅くなるなぁと焦りもありました。
そのためここ最近は集中して多くの文献を読みました。

特に、専門的な部分は日本語の文献をよく読むようにしました。
4月は出来るだけ英語の文献に慣れなければ、という気持ちが働き英語の文献ばかり読んでいたのですが、
日本語でも理解出来ていないことが英語で理解出来るわけがないことに気づき、
ここ最近は日本語で書かれている本や文献を並行して英語の文献を読みました。
そうすると英語での文献を読んでさらに理解を深めることができたように思います。

文献を読んでいて分かったことは、
南太平洋州では生活習慣病が急増しているにも関わらずがまだ文献が少ないこと。
特に介入研究に至ってはほぼ見当たりません。(ソロモン諸島に至っては皆無)

太平洋州でも生活習慣病に対してのヘルスプロモーションという考え方の導入は必要だとは思うのですが、
まだそこまでには至ってないようです。
そういう意味でもこれからも研究し甲斐がある分野だと思いました。


まだまだ課題がたくさんあるので一つ一つ深めていかなくてはいけないのですが、
この3ヶ月の前期のうちに頭をよく整理し、研究の方向性を考え、出来る限りのことはできたと思っています。


そのためにやはりブログの存在はとても役に立っています。
ソロモンの人々の日常生活や現地で活動していた時の葛藤など、冷静に分析をしています。
もし協力隊として派遣される方がいたらブログを書くことをおすすめします。



読んだ本の紹介。

ヘルスプロモーションについてはこちらが良かったです。

実践ヘルスプロモーション―PRECEDE‐PROCEEDモデルによる企画と評価

実践ヘルスプロモーション―PRECEDE‐PROCEEDモデルによる企画と評価

  • 作者: ローレンス・W.グリーン,マーシャル・W.クロイター,Lawrence W. Green,Marshall W. Kreuter,神馬征峰
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本
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また、健康行動科学や行動変容についてはこちらの英語の文献も割と読みやすい。
Health Behavior Change in Populations by Scott Kahan

Health Behavior Change in Populations

Health Behavior Change in Populations




その他にも最近読んだ本

国家救援医  私は破綻国家の医師になった

国家救援医 私は破綻国家の医師になった

最近の公衆衛生の授業でHumanitarian Standardsについての講義でも紹介されていた本です。
著者の國井先生は私の母校の卒業生でもあり、
自治医大を卒業し僻地医療を経験、その後はNGO、大学、国際医療センター、外務省、国連等で国際的な医療活動を行い、
UNICEFソマリア事務所で医師として働かれています。
先生の学生の頃からの桁外れの行動力と熱意には驚かされました。
保健医療活動が難しい国際援助や災害救援活動での現場を現地の住民の人々の目線で綴られています。
医療分野以外の方でもエネルギーが欲しい方にはおススメです。


その他にも少年Aによる新刊も読みましたが、
感想はあえて書きません。






さぁ今月残すはとても苦手で逃げ出したいdemographyの課題と統計学のテスト!!!
やるだけやってみよう。