(マヒドン大学短期留学!)タイ式のオリエンテーションを受けて衝撃を受ける。
一泊二日の新入生へのオリエンテーションという名のスクールトリップからバンコクに帰宅しました。
カルチャーショックが大きすぎて帰宅直後は頭の整理に時間がかかったのですが、
落ち着いてきたので忘れないように2日間の出来事を綴ろうと思います。
参加者は、
master's student(修士課程)約60名
PhD student(博士課程)2名
教員・・約20名
その他事務などなど、
約100名の大所帯で出発しました。
出発前はキングの像に正座をして頭を地面につけて挨拶をします。
バンコクから南下しバスで2時間、Samutsongkram province(サムットソンクラーム県)にあるリゾートまで向かいました。
到着!
ココナツツリーに囲まれ、リゾートの横には川が流れ南国ムード満点のリゾート。
青い空が広がりとても美しい!
期待に胸を膨らませ
指定されたホールまで向かいました。
ここからが私の予想を遥かに超えるオリエンテーションが繰り広げられました。
日本でよくあるようなオリエンテーションのように、
静かに座って聞いていれば良いだろうという甘い考えが覆されました。
まず、オリエンテーション会場のホールに入ると、
ドラムが鳴り響き、
数人の教授がマイクを握り締めて歌い、踊り乱れている。
(あまりの衝撃で写真なし)
ちなみにこのドラムセットは大学から持参。
歌が一通り終わると、話が始まる。(マヒドン大生としてどのように学んでいくべきか?将来設計は?ということなど)
特に強調をしていたのは、MAHIDOLのスペルのそれぞれのアルファベットから
Mastery(精通した知識)
Authority(権威)
Harmony(協調)
Integrity(統合)
Determination(決断力)
Originality(独創性)
Leadership(リーダーシップ)
の必要性。
これが二日間ずっと連呼されていました。
話が落ち着くと、合間合間に教授や生徒によるダンスが繰り広げられる。
といった感じで終始大盛り上がりでした。
オールタイ語のため、完璧には理解できなかったのですが、
プログラムは以下のように進められました。
⭐︎1日目午前中のプログラム⭐︎
①アイスブレイクのためのゲーム(イス取りゲームとか、ダンスとか、じゃんけん汽車ぽっぽとか)、
②校訓について学ぶ、
③整列の方法の練習(右向け!右!とか、左向け!左!とか)
④円陣を組み大学オリジナルの掛け声?歌?を大合唱、
⭐︎1日目の午後のプログラム⭐︎
5人ずつチームに分かれ、7個のブースを回りそれぞれアクティビティーをこなす。
チームで協力しなければこなせない課題ばかりで、
タイ語がわからない私にはかなり辛いものがありました。
しかも、ブースを回るごとに何を学んだかを皆の前で発表しなくてはいけない。
(例:目隠しをしてチームメイトの指示通りにボールを拾うゲーム。爆弾を踏まないように進むゲーム、与えられた紙だけで何かを作り上げるなど。)
今回驚いたのは
修士課程の学生のほとんどは英語がほとんど話せない状況ということ。
わかりやすい英語でゆっくり話してもなかなか伝わらない。
(PhDの学生、教員は大体英語が話せます)
多分ゲームを通して学んでもらいたいものが色々あったと思うのですが、
私が学んだことは、ボディーランゲージの大切さでした^^;
皆さん片言の英語と身振り手振りで頑張って私に説明をしてくれました。
ありがとう。。
⭐︎1日目の夜のパーティー⭐︎
ドレスアップをして(ドレスコードはyesterday once more)会食。
食事会場にはステージが用意され、チームごとに出し物をしなくてはならない。
私のドレス・アクセサリー・帽子は全て先生方が用意してくださっていました。
やっぱり踊って歌っている。
1枚目と2枚目の写真に写っているのは全てマヒドン大学公衆衛生学部の教授です^^;
そして私もステージの上にあげられ、
⭐︎二日目朝⭐︎
リゾート内にある川沿いのカフェで朝食を食べていると、近くの学生が私に
'breakfast!''Monk'と口々に声を掛けてきました。
朝食?お坊さん?
学生が指差す方向を見ると、
ゆっくりとボートに乗って空の大きなポットとともにお坊さんが下って来ました。
そして僧侶に施しをするためのたくさんの食事が準備されます。
私たちはお金を払いそれぞれ食事を購入。
このような形で
托鉢初体験をしました。
その後も朝食を食べながら友人から
五戒や輪廻転生についてのお話を聞き、
なんとも清々しい朝食となりました。
さて、2日間の食事です。
2日目ランチ
日本で有名なトムヤムクンは
「トム」で煮込む、「ヤム」で混ぜる、「クン」でエビという意味です。
そのため今回のスープはシーフード(アーハンタレー)がたくさん入っていたので
「トムヤムアーハンタレー」と言います。
もう飽きた!と思えるくらい毎日毎日大好きなエビを頂いています。
タイ料理は本当に外れがありません。
ということで雑な文章になってしまいましたが、
二日間良い意味でもカルチャーショックを受けました。
私の中の大学院での学びは机に長時間向き合うことが中心であったのですが、
ただ机の上で文献を読んで学ぶというスタイルが勉強の全てではないな、思わされました。
もっとタイの人々と関わり、言語を学び、理解をしたいと思います。
教授の「調査のことを話しをする前に、まずはタイについて知ってほしい」
という思いから今回私も参加させてくれることになりました。
私の感じていることが教授の意図していたものではないかもしれないかもしれませんが、
私の中では良い学びとなりました。
(全ての写真は許可を頂いて掲載しています)