大学院で国際保健について研究しています。

二回目のタイ料理教室に参加!

昨日もトムの英語の授業。
いつものようにおしゃべりから始まったのですが、
話し始めると色々話題が出てきて止まらず、マシンガントークが止まらない。
気づくと3時間経過。
"Today's gossip class!"ということで授業はなくなりました^^;

まぁ、毎日色々あります。
驚くことも悲しいことも色々・・・。
外国人ならではの悩みを色々、、トムと共有できて良かった。

トムの英語のクラスも残すところあと2回、
トムから借りているナショナルジオグラフィックと小説を読み終わらなくては!


さて、今日は「第2回目のタイ料理教室」について書こうと思います。

(こちらが1回目の記事です:http://d.hatena.ne.jp/peacechyhi/20150822/1440239664

今回も前回と同じくこちらの教室。

http://www.bangkokthaicooking.com

動画でも発見^^教室の様子がよくわかります。


今回の教室は前回と違うレシピを教えてもらうように御願いしていました。

今回作った料理を紹介します!

①トムカーガイ: tom kah gai
タイではトムヤムに並ぶ有名なスープです。
ココナッツミルクとチキンのスープです。
たくさんのハーブの爽やかな香りとココナッツミルクのまろやかな味がとても美味しいです。
かなりたくさんのチリが入っているので、見た目よりもずっと辛いです。




②タイ風チャーハン: khao pad

タイ風チャーハンは砂糖とフィッシュソースで味付けしているのがポイントです。



③ソムタム: som tum

お馴染みのパパイヤサラダ。
私がタイで最も多く食べている食べ物です。(ほとんど毎日?かも?)


本場のソムタムはクロックと呼ばれる臼のようなもので叩いて作ります。
材料を入れる順番があり、
にんにくと干しエビとチリとピーナッツ→トマトと豆→砂糖とフィッシュソースとライム→最後にパパイヤを投入です。

美味しく作るためのポイントは叩く強さのようです。
強く叩き過ぎると材料が壊れてしまうし、弱すぎると調味料が上手に行き渡らないし・・・。

日本だと青パパイヤがなかなか手に入らないので、人参で代用できます。





④マッサマンカレー: kaeng mus sa mun
こちらは最近日本でもよく名前が知られているカレーですがご存知でしょうか?
2011年いアメリカの人気情報サイトCNNGoで「世界で最も美味しい食べ物」に選ばれました。
ジャガイモと鶏肉のカレーです。

マッサマンのペースト作りから始まります。
シナモン、カルダモン、クローブといったスパイスが入っていて味わいがとてもエキゾチック、
ピーナッツとココナッツミルクが濃厚な味わいです。
元々マッサマンカレーは南部のイスラム教を信仰している人々が食べられていたそうです。
使われているスパイスもタイではあまり馴染みがないものが多く、
あまり北部や中部のタイ人には馴染みがないようです。


⑤バナナとココナッツミルク: kluay buad chee

ココナッツミルクをバナナで煮込んだものです。
とてもシンプルな材料で、ソロモンでも似たような食べ物を食べていました。
しかしなぜか味がソロモンで食べていたよりもとても繊細で上品!

秘密はパンダナスという葉です。
緑色の葉を千切っていれるだけで(千切って入れるのが重要!)、香りや味わいがとてもよくなります。



今回はアメリカ人の方々と一緒!
偶然にもほとんどの方が同じ歳で盛り上がりました。


タイ料理を作るポイントとしては、特にパームシュガー(さとうやしの樹液を煮詰めて固めたもの)とタマリンドソースとライムが重要な役割をしています。
日本のレシピではこれらがただの砂糖or三温糖や酢やレモン置き換わっていることが多いのですが、
本場の味を出すためにはこれらが必須です。

砂糖ではなく、パームシュガー。
酢ではなく、タマリンドソース。
レモンではなく、ライム。

これを守ればかなり本場の味に近づけると思います。
amazonでも購入できるようなのでぜひ!

もちろん私はこれらの調味料やスパイス類を購入予定です^^

今回この料理教室に通い、ほとんどの作りたかったレシピを作ることができました。
実際にどのような材料や調味料でタイ料理が調理されているのかを知ることができてとても勉強になりました。
タイ料理に使われる多くのハーブやスパイスは医食同源を元に身体を健康に保つという役割もしています。

例えばトムヤムスープでおなじみ、「レモングラス」は整腸作用や疲労回復、また神経痛、風邪や喉の痛みなどにも効果が高いと言われています。


伝統的なタイ料理を食べて健康維持をしてきたタイ人に、西洋の文化が入ってきてジャンクフード風にアレンジされてしまって、
共働き夫婦が増えたことで外食や中食が増え、マイカー人口が増えて運動をしなくなり、、
生活習慣も変わっていっていったのだろうなぁと思います。

ソロモン諸島を初めとした太平洋諸島で引き起こっている肥満とはがかなり原因が違うことがよくわかりました。