大学院で国際保健について研究しています。

忙しい10月が終わり!j

ハロウィーンが終わり、
クリスマス商戦も始まり、年末の雰囲気が漂ってきましたね。


10月がようやく終わりました。
この1ヶ月は本当に忙しい日々で、心身共にかなり疲れた一ヶ月でした。
自分自身の気がつかないところでかなりストレスを溜め込んでいたように思います。

この10月の1ヶ月でやっていたことは、
・タイでのレポート執筆(英語・日本語)、
・タイで行った調査の分析(まだ続行中)、
・毎週のプレゼンテーションの準備(毎週公衆衛生の授業のテーマに沿った英語のプレゼンをしてます)、
・毎月こなさなければいけない疫学プレゼンテーション(もちろん全て英語)に向けた勉強、
・来月の大学内の研究発表会(ソロモン諸島の研究)の準備、
・今月のタイ留学の成果発表会に向けた準備

これらの大学院の勉強にプラスして、

・看護大学生へ向けた講義を2回こなし、
青年海外協力隊説明会で話をしました。

といった具合。

学生へ向けた講義に関しては、対象の学生や学校、講義の時間の長さや前回の講義の手応えによって
内容をかなり変えているので事前の準備にかなり時間を費やしてしまいます。


毎日いくつものことを並行して行いながら、焦る気持ちでいっぱいでした。
予定の詰め込みをするのは精神的にも苦しくなってしまうし、
今後はもう少し注意をして予定を立てようと猛反省。

若い頃はいくつも予定を抱えて忙しくすることを好んでいたように思いますが、
ここ最近はめっきりそういうスタイルは好まなくなりました。

多くのことに手を出すのではなく、
1つのことを集中して深くまで掘り下げることの方が重要に感じています。

11月は自分自身の研究と大学院の課題に集中して生活をします!
そして英語の勉強も再開させたいなぁ〜〜。




さて先月は2つの看護大学で講師を依頼され青年海外協力隊の経験についての講義をしてきました。

正直なところ、まだまだ勉強不足の私が人前で話す資格はあるのかどうか、よくわかりません。

といっても自信がなさそうに話してもしょうがないので、
人前に立つと自信があるような口調になってしまいます。
でも心の中は少しもやもやする部分があるのが事実です。

というのも、大学院での勉強をすればするほどわからないことが増えていくし、
自分の足りない部分を痛感することばかりで。
そもそも発展途上国での支援の必要性や発展を手助けすることへの必要性については、
自分でもまだはっきりとした答えがでないままです。


そんなことを考えながらも、
できる限り自分の行ってきた経験を中心に講義内容を組み立て、
絶対に学生に向けて上から目線で話すことはしないように気をつけています。

私の講義では・・・
私の活動による成果を伝えるよりも、
海外に出たことで気づいたことや得たこと、
協力隊の経験がいかに自分にプラスに働いたか?ということに焦点を当てて話したいと思っています。

実際にこの2年間の経験が私の人生を大きく変化させたのは確かな事実です。
そしてそれらの経験を重ねるにつれて自分自身がどんどんと好きになれているし、
人生を豊かに楽しめるようになっているのは確かです。



(今でもはっきりと覚えてる、嬉しかった協力隊の合格届けと訓練所で頂いた名札)

また、
先日は青年海外協力隊の説明会に参加し、応募を考えている方々へ向けて経験談をお話しました。
協力隊に行きたいという熱い気持ちを持ちながらも不安そうに多くの質問される方々を見ながら、
3年前の自分に姿を重ねました。

3年前、私も全く同じで、不安と期待を持ちながら説明を聞きに行きました。
皆さんの不安な表情を持ちながらもとても情熱を持って話を聞かれる姿に、
私も心が洗われるような気持ちになりました。

人生には数回大きな舵を切らなければならない時期があると聞いたことがあります。
協力隊への挑戦は、私の人生の中で最も大きく舵を切った転換期となりました。

その決断を通し、本当に多くの人々に迷惑をかけてしまったし、
悩んだ末の決断ではありましたが、
その決心を一度も後悔をしたことはありません。

協力隊での2年間の活動では毎日伸び伸びと自分を包み隠すことなく生きることができました。
自分が自分らしく生きられることほど幸せなことはないということを初めて気づかせてくれました。

この先の人生も、協力隊で得た経験や価値観が全ての私のベースとなっていくと思います。
それほど貴重な経験をしました。


ということを、依頼される機会があればこれからも多くの方々に伝えていけたら・・・と思っています。


これからも研究と勉強の両立を考えながら、
教育機関での講義を細々と行っていきたいと思っています。

私の経験が少しでも誰かの進路を広げることに役立つことができるのならば!