大学院1年目後期ももうすぐ終わり。
9月末に2ヶ月のタイの留学から帰り、10月から大学院の後期が始まりました。
タイでののんびりした状態で始まった後期は生活スタイルを日本に合わせるためにとっても時間を要しました。
さらに大学院の後期は授業の内容がぐっと難しくなり課題も多く、ついていくのがとても大変でした。
特にepidemiology(疫学)の勉強が本当に大変でした。
(教科書の各項目を学生が分担し、毎回の授業を学生が行うスタイル)
自分が担当するトピックだけはせめてきちんと理解しようと思い頑張りました。
毎日研究や疫学の勉強のことで頭がいっぱい。
航空会社Peachがp値に聞こえてしまい友人との会話も勘違いしてしまう始末。
(統計で頻出するp値という言葉があるのです)
作成したプレゼンテーション。topicは「pvalue fanction (p値関数)」
そして12月は、
疫学の発表、タイでの調査についての発表、
ソロモン諸島の研究発表、などなど大きなプレゼンテーションが重なっていたため怒涛のように忙しい日々でした。
12月の予定表を見る度に、やっていけるのかな・・・と不安が募るばかりで。
2カ国の研究を同時に進めるというのは予想以上に苦行で、タイに留学したことを後悔することも多少ありました。
(楽しい日々の後にはツケが回ってくるもの)
毎日お化粧するのもオシャレをすることも後回しになり、朝起きたらお弁当準備してすぐ学校に行くという、受験生のような気分でした。
そんな日々もどうにかこうにか切り抜け、昨日、ようやく大きな発表が終わりました。
昨日はタイ留学の結果発表会が行われました。
プレゼンテーションの最後には、バンコクのテロ事件にも触れました。
今でもあの時の緊張し不安でいっぱいだった日々は忘れることができずにいます。
その時の経験は留学の大きな学びの一つとなりました。
そんな留学も含め、今年はとっても大きな収穫があった1年でした。
インドとベトナムへの一人旅から始まり、
大学院に入学し、タイに留学し、
あっという間に駆け抜けて行きましたがとても充実し良い1年でした。
ある目的があって大学院に入ったのですが、
勉強をしていくうちにその目的は明確になってきたし、
研究の楽しさを感じるようになりました。
そしてやっぱり私は何をすることよりも学ぶことが好きだという事実を再確認しました。
これからどんな人生が待っているかわからないけれど、
どのような形でも発展途上国での(特に南太平洋島国の)研究を続けていきたいです。
今年の教訓は、
・何事もやってみればできるということ。(自分にはできないと諦めてはいけない。しかしそれなりの努力はもちろん必須。)
・チャンスは偶然巡ってくるわけではないので、
常にチャンスを狙って自分から行動を起こすことが重要。(努力があっての運やチャンスである)
ということです。
そして2016年にやりたいことはこちら。
・タイで行った調査の論文執筆・発表
・ソロモン諸島へのフィールド調査・論文執筆・発表
・IELTSの勉強
・就職活動
・読書
・インターンシップ(未定)
そして最近お知らせを頂き、
以前やっていた外務省による学生招聘事業のお仕事を来年もさせていただけそうです。
来年もとっても忙しくなりそう・・・。
何はともあれ、
今年も家族や多くの友人に支えられてここまで頑張って来れました。
感謝を忘れずに来年も弛まぬ努力を重ね精進していきます!