大学院で国際保健について研究しています。

春和景明

しばらくブログをお休みしていました。
新年度も始まったので少しずつ始めようかと思います。

まず、先日あるお仕事の応募をしましたが選考に落ちてしまいました。
少しは私にも望みがあるかなぁと淡い期待があったのもあり連絡を受けた時は予想以上のダメージで
なかなか気持ちが前向きになれませんでした。

最初の数週間はあまり落ち着いて考えることができませんでしたが、
少しずつ落ち着き
今の自分に足りないものがわかったし、それよりももっともっと大切なことにも気づくことができました。

というのも、自分がこの年齢になって大学院に入り勉強をしている意味はなんだろう?ということです。

ここ最近は勉強をしていても将来の仕事のことや、その先の結果ばかりに目が向いてしまって、
本来の研究や勉強を楽しむことができなくなっていたように思います。

勉強の本来の目的は結果が一番じゃない。
他人と競争をするとか、良い成績をとるとか、良い仕事を得るとか、そういうのではない。
一番の目的は、自分の興味がある分野を学び知的好奇心を満足させること、
新しい知識を学ぶことから自分の世界をどんどんと広げていくこと、だったはずなのです。

勉強を続ける内に勉強の意味を少しずつ履き違えてプレッシャーをかけてしまったように思います。


今年はソロモン諸島にフィールド調査に行く予定です。
計画書は書きあがり、調査に行くための研究費の出処を探しているところでしたが
京都大学から研究費を出してもらうことが決まりました。
京都大学の教授の研究をお手伝いをするという名目で)
このような幸運な機会を与えていただき本当にありがたく思っています。




大学院の2年目、もう一度初心に戻って自分がやりたかった勉強を続けます。
あまり先のことを考えすぎず、毎日一日一日を大切にしながらやっていこうと思います。



ここ最近日本中のあちこちで老若男女多くの人々に出会い
自分自身のありかたや生き方を改めて見直す機会がありました。
私は以前から先の目標を作り、それを達成するたびに次の目標を作って生きています。目標に向かって頑張ることが私を生き生きとさせてくれていました。
しかし多くの人々の生き様を見ながら、お話しを伺いながら、
もっと1日1日をじっくりと大切に味わいながら生きるのも良いなぁと思わされました。


旅で出会った多くの方々の素敵な笑顔や頂いた言葉、壮大な風景を思い出しながら、旅の楽しかった思い出を振り返る今日この頃です。
そんな素晴らしい旅をこれからもしたいなぁ。



山梨県から杓子山に登山。頂上から富士山を臨む



友人とお花見。
カヌーにお弁当とバーベキューセットを積み込み、湖をカヌーで漕いでお花見ポイントへ。
アドベンチャーな気分でワクワク、楽しかった^^