大学院で国際保健について研究しています。

ソロモンでの調査の許可をとるために奮闘

ソロモンの首都ホニアラ市立のクリニックでフィールド調査を行うにあたり、
保健省の倫理審査委員会の許可が必要です。

そのための必要書類が色々とあり、全て揃えて保健省に提出しなければいけません。

10ページの倫理審査のための書類に全て記入し
クリニックのダイレクターからのサイン付きのレター、
市役所のダイレクターからのサイン付きのレターも必要。

とりあえず保健省へ提出する10ページの書類は全て書き終えました。


クリニックのダイレクターからもサインをもらえました。

そして最後に市役所。
レターをあらかじめ私が作ってサインだけもらう作戦です。

14時頃に訪問するが、ダイレクターはランチに行ったため不在。
市役所のスタッフは暇そうにゲームをしたりインターネットをしている。
彼が何時に帰ってくるかも、明日出勤するかも誰もわからない。
ちなみに先週はなぜか1日も出勤しなかったらしい。(なんで欠勤理由を知らないの?)

待っていても仕方がないので彼の電話番号を聞き本人に電話する。
何度もかけても電話に出ない。
5度目でようやく電話に出る彼。
しかし何時にオフィス帰るかわからないと言う。(なんで?ランチでしょ?もうランチタイム終わってるし!!)
明日何時にくる?と聞いても、
(お決まりの文句) "Mi no save"
何時に来るかわからないと言う。(なんで?出勤してくれよ!)

あぁ〜〜〜ソロモンあるある。
ここでイライラしても無駄なので、期待しすぎないことがベター。

また明日も明後日もサインをもらうまで諦めない。
ソロモンにいるとやはり性格が良くも悪くも変わります。



ソロモン生活1週間が経ちました。
すでに日本食が恋しいです・・・。

ゲストハウスでは料理をできないので、中食と外食がメインです。
外食はとても高価なので、頻繁にはできず。マーケットでフルーツを買ったりパンを買ったり。
クリニックでは時々同僚がヌードルやコンビーフライスなどのランチを恵んでくれます。

ソロモン人は野菜の摂取が極端に少なく、魚も肉も卵も日本以上に高価なので食べられません。
そのため炭水化物中心の食事となり、タンパク質はツナ缶やコンビーフの加工品がメインです。

私も野菜・肉・魚を食べる機会があまりないのですが、
せめて週に3回はなるべく野菜を食べようとしています。

そのため以前お手伝いをさせてもらっていたRed Crossのレストランに時々足を運んでいます。
安価にソロモンローカルフードを提供している、ソロモンの中でも最もお気に入りのレストランです。


これでも300円〜400円(ソロモンでは安い方)


去年のタイ留学を思い起こすと食べ物には不自由することがありませんでした。

タイは本当に食べ物が安くて美味しくて種類も豊富で食には困らない最高な環境。

学食では100円で美味しいタイ料理が食べられたし、フルーツもソロモンよりもずっと安かった。

タイもソロモンも肥満が大きな問題だけど、
肥満を引き起こす原因は全く別のところにあるのをしみじみ感じます。

まぁ一か月の滞在なのでソロモンダイエットと名付けて我慢しようと思っています。






バングラデシュでの事件、協力隊OGの方や私の友人の友人が犠牲となっており他人事とは思えません。
ニュースを知ってからというものの気がとても重い日々です。
今こうして日々生きられていることを感謝をしなくてはいけないと思っています。
事件を通して犠牲になった方々に心からご冥福をお祈りいたします。






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