大学院で国際保健について研究しています。

インタビュー100件達成!

今週も月曜日から土曜日までクリニックで調査。
今週は体力もあったし、インタビューに慣れてきたので日曜日も行おうか迷いましたが、やはり週に1日は休みをとることにしました。
一日休みを入れて、また次の一週間頑張るために。

まず朝起きて、ランニング。
相変わらず走っていると「Hey!中国人!」とからかわれること多く、くじけそうになる。
街を見ても少数のランニングをしている人々は全て男性だし、
女性がランニングをしている姿を見たことがない。
*ウォーキングはまぁまぁいるけれど。
女性がランニングやエクササイズすることへの偏見とかありそうだ。聞いてみよう。

そしてカフェでデータ入力。
データ入力していると色々と気づくことがあり、その気づきから新しいアイディアが浮かんできてすごく面白い。

さて、ソロモン滞在も残すところ2週間。
先週ようやくインタビュー件数が100件を超えました。
トータル200件が目標ですが、一応100件で信頼できるデータを得ることはできます。


100件を間近にして少し心にも余裕が出てきて、対象者の方々とお話も楽しむことができるようになってきました。最初は質問用紙を手に読んでいく形式だったけど、最近は話の中にインタビュー項目を織り交ぜる感じでやっています。その方が対象の方ももっと気楽に多くのことを語ってくれます。


(80代のおじいちゃん。ほとんどのソロモン人は自分の年齢を知らない)

「最近の若い人は身体に悪いものばかり食べて伝統料理を食べない」と愚痴るおじいちゃん。

大洋州の島国ではふくよかな体型の方が魅力的なのかという質問に対し、
「Olo man(高齢者たち)は太った人が好きだけど、俺らみたいな若い世代はやせたセクシーな女性が好き!」と言う若者。

インタビューが終わった後に、耳元でこそっと「協力したからバス賃ちょうだい」と囁くおばあちゃん。
(しょうがないので6ドルあげました。ソロモンでお金を要求されることはよっぽどのことがない限りないので・・・)

ホニアラで生まれた若い世代と、若いころに出稼ぎでホニアラに来た40代〜高齢の人々の間で世代間の思想や価値観の違いも見えて面白いです。


最初の2週間でインタビューに慣れ、話を聞くポイントも知ることができました。
これからの残りの調査は数をこなすよりも質を重視したインタビューをしたいです。

その他滞在中にできることは全てする!
ソロモンの「今」を日本に持ち帰るために多くの情報を集めます!

そして調査が終了したら、ビレッジに住むホストファミリーにも最後に会いに行きたい。
残り2週間、忙しくなりそう。


(子どもが多いソロモンでは毎日可愛いベイビーに会えます)

現在インタビュー件数: 105名
(目標200名)