大学院で国際保健について研究しています。

一か月にわたるフィールド調査終了!

(週末をビレッジで過ごしホニアラに帰ってきました。
以下先週書いた日記です。)


こんにちは。
先週の金曜日、ついにインタビュー件数、目標の200件を超えました!!!!!!!!
(この一文を書くのをどれだけ楽しみにしていたことか・・・・)



最後の一週間は一日15件弱のインタビューを毎日行い、インタビューの後に食事指導も行っていました。
私自身の調査の202件のインタビューに加え、京都大の教授から依頼されていたインタビューも行い、
一か月で合計232件のインタビューを行いました。

調査の疲れ、蒸し暑さに加え、
帰宅しても宿ではリラックスできないこと(宿は超不潔なうえ、よく断水が起こり、部屋にはマットレス以外の家具がない、毎晩ネズミやゴキブリの出現に怯え眠れない日々。。
寝ていると何者かが動いている音が聞こえるので耳栓必須。)が重なり、日本帰りたい病がますます悪化。
とくに金曜日の朝にトイレに行こうとドアを開けたらネズミがジャンプして天井から飛びかかってきたのは本当にきつかった・・・。
今思い出しても震える・・・。

キッチンがないため自炊ができず食べ物を満足に食べられないのも日本帰りたい病悪化に拍車をかけました。
友人、家族が毎日送ってくれる美味しそうな食べ物の写真を見てはため息をついていました・・・。(友人たち、愚痴ってばかりでごめんなさい)

そして満足な食事をできない私を危惧してお食事に誘ってくださった方々、、ありがとうございました。
おかげで頑張れました。

次に調査に来た時は、絶対に中国系の人々のアコモデーションには泊まらない、キッチンがついているシェアハウスなどにする、ということを心に決めました。

日本ではどれ一つとっても起こりえない非日常の出来事だけど、ここではどれをとっても日常ありうること。
それに耐えられない文明社会に甘ったれている私はまだまだ弱いな、と感じます。


世界中ではポケモンGOが流行っているようだけど、ソロモンにいると常に予想外のハプニングが当たり前のように起きて、
ゲームではないリアルな冒険を体感できます。
私はもちろんこっちの方が好き。
(と言いつつ、愚痴をこぼしまくりですけど。。)


そして今は最後の日々を友人と過ごすためにビレッジに来ています。
ソロモンのビレッジ、インターネットも電話も繋がらない、世界のニュースが聞こえてこない場所。
今となってはそのような場所に行けることは珍しいのではないでしょうか。
ここ最近毎日世界中の悲報ばかり耳にしていたので、ソロモンのビレッジのように外界から遮断された空間にいることにどこか心が安心します。

早朝からニワトリの鳴き声で目が覚め、お母さんたちの叱り声と子どもの泣き声でにぎやかなビレッジ。
サンゴ礁のリーフと魚の群れがたくさんいる透明な海は歩いて数分先。
夜はウクレレで合唱。
最高に穏やかな日々です。


明日は最後の晩餐。男の子たちが魚を釣ってきてくれると約束してくれました。
(ビレッジの男の子たちはホニアラのお腹がでっぷりした人々とは異なり、
身体が引き締まって筋肉ムキムキ。そして夜間にモリを使って魚を捕まえてきてくれる。なんて素敵。)

私は日本のカレーを作ります^^