大学院で国際保健について研究しています。

ソロモン諸島にリベンジ!

⭐︎ここ数日でやったこと⭐︎

・倫理審査の書類作成完了
・フィールド調査の質問票作成完了(明日教授に見ていただく予定)
・英語の勉強滞り中


英語の勉強がなかなか進みませんが、
まずはフィールド調査の計画書やもろもろの書類を作成するのが目標だったので良しとしよう。
書類を提出し終わったら、次は英語の勉強を中心に進める予定。
amazonで本をたくさん注文したのでそれも読み進めたい。
ここ最近は文献を読みながら自分と話をしながら、自分の研究に向き合う日々でした。
多くの文献から自分の研究に必要なエッセンスを頂き、かつ自分の考えをまとめていき、
ようやく自分がやりたい研究をデザインすることができたと思います。


私にとってこれからのソロモン諸島でのフィールド調査は、
3年前の協力隊の活動のリベンジでもあります。
自分が2年間の活動の中で悔いがあり、それをリベンジするために大学院を目指しました。
だからこの研究が終われば、(成功すれば)ソロモンでの活動がようやく完了した、と思える気がするのです。


ソロモンでは多くの患者さんを診察させていただきました。
2年間、のべ800人の患者さんに会いました。
日々人々の健康チェックをし、ライフスタイルについて聞き、それらにアドバイスをし、フォローアップをする繰り返し。
自分なりに精一杯やったつもりです。

でも自分のなかで悔いは残りました。
それは、毎日患者さんから多くの情報を聴取しながらも、そのデータをどう扱って良いのかわからなかったこと。
患者さんの体重・血圧・血糖値の推移、ダイエットの地道な成果、多くの変化を表すデータを共にしていたのに・・・。

多くの患者さんが体重減少をしたり、生活を少しずつ改善してくれたり、
といった効果が見られながらも、
それらの理由がよくわからなかった。
また、彼らの生活が乱れている原因は社会背景も理解していなかった。
どうして彼らが体重を減少することができたのか、何がきっかけで生活を改善することができたのか?
もう少し、深いところまで食い込むことができたら、
もっとより良い、効果的な介入ができたのではないかと、日々考えていました。

以前ある教授に言われた言葉「宝の山(多くのデータのこと)に気づかず踏み歩いていましたね。」


少し時間が経ってしまったけど、もうあの時の患者さんには会えないかもしれないけれど、
もう一度あの時に働いていたクリニックに帰り、調査をさせてもらおうと考えています。




⭐︎今後やること⭐︎
・タイの調査の論文執筆
・英語の勉強
・学費免除の書類作成(今月中)