大学院で国際保健について研究しています。

留学中の英語の勉強の方法、そしてパーソナル診断の結果

タイでの生活も残すところあと2週間となりました。

留学後半に入ってからというもの、毎日あっという間に時間が過ぎていきます。
何もわからない状態でタイに来て、タイでのヘルスプロモーションの状況を目の当たりにし色々と調べたいことが出てきて、
毎日図書館にこもり文献を読んだりレポートを書いたりしているとあっという間に時間が過ぎていきます。

同時に週に2回の英語の授業の宿題にも追われています。
本日まで12回、24時間の授業を受けてきましたが、この英語の先生(トム)本当に素晴らしい先生です。

前半の授業ではreadingに絞って教えてもらいましたが、そのお陰で読解力は上がったように感じます。
テストを受ける上でのスピードリーディングの方法と共に、
洋書や文献を読む際のポイントを掴む方法を教えてもらいました。
トムから教えてもらうまでの私の読解方法はひたすら最初から最後まで残らず英文を読み、読んだ気になる、
でも実際は内容を理解していない状態でした。
問題を解くときは勘に頼ることも多かったように思います。



さらにここ最近はスピーキングにも力を入れてくれて教えてくれています。
もう、、、これが最大の難関です。
瞬時に頭の中でアウトラインを立てて口にだすというトレーニングをしてもらっているのですが、難しい難しい。

例えば、
「季節について話して」とか、
「家族について話して」という質問を受け、
それについて15秒で答えるという訓練をしています。

しかし、季節も家族もあまりにも広すぎて短時間にポイントを絞って答えるのはとても難しいものがあります。
トムからはとにかく瞬時にアウトラインを立てる練習をしなさい、と言われています。


例えば「季節」についての質問だったら・・・
①まず季節に関連するトピックを考える。例えば、「春が好きな理由」
②春が好きな理由を3つ考える。
③それぞれの理由の説明を付け加える。

といったざっくりとした流れです。


私の最も苦手な部分を把握し、それを気づかせさせ、
それをどのように克服すれば良いのかを丁寧に教えてくれるトムの指導方法は素晴らしいです。


ちなみにトムは私へのコースを始める前に
Keirsey Temperament Sorterという性格診断もしてくれました。

日本だと、「カーシー博士の性格診断」という名前で知られているようです。

カーシー博士の人間×人間(にんげんかんけい) セルフヘルプ術―自分は自分・あなたはあなた 人間関係がうまくいく (小プロ・ブックス)

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これは心理テストとは異なり、性格を診断し職場やポストを選ぶときに使われるようです。
アメリカでは入社時によく行われるそうです。
今回私は簡易版を受けました。
70問の2択の問題に答えていきます。
その結果・・・

私は「ENFJ型」でした。
以下website引用

「ENFJ型の人達は、天性の指導者で、情熱とカリスマ性に溢れています。全人口の約2%を占めていて、多くの場合、政治家やコーチ、教師として、人々が目標を達成し、世界に貢献できるよう手を差し伸べて励ましています。生まれながらに持つ自信で周りに影響を与え、自身の成長と地域社会の改善に向けて力を合わせるよう、人々を導くことに大きな誇りと喜びを感じています。」http://www.16personalities.com/ja


さらに細かく見ると、
私のタイプは「NF型」
以下Dr. Keirsey ウェブサイトからの引用です。


"Idealists (NFs), as a temperament, are passionately concerned with personal growth and development. Idealists strive to discover who they are and how they can become their best possible self -- always this quest for self-knowledge and self-improvement drives their imagination. And they want to help others make the journey. Idealists are naturally drawn to working with people, and whether in education or counseling, in social services or personnel work, in journalism or the ministry, they are gifted at helping others find their way in life, often inspiring them to grow as individuals and to fulfill their potentials." http://www.keirsey.com/4temps/idealist_overview.asp


日本文にすると・・・

「NFの性格タイプは情熱的で、人間関係を大切にし、知恵を得ることを求め、成長志向。
自分をさらによく知ろうと努力し、いつもより良い自分になるためにはどうしたらいいかを考えている。
さらに自分の成長だけでなく、他人の成長にも気を配り、純粋に他の人たちの成長を助けたいと考えている。
NFタイプは人と関わることが好きで、他の人をインスパイアし、その人が自分の最高のポテンシャルに到達するのを助けようとする。
摩擦を好まず、意見が割れても共通点を見出そうとし、調和を求める。現実よりも理想を見る傾向にある理想家」


NF型の短所は

「NFの人は成長のために役立ちそうなリソースをいつも求めているが、
あれもこれもと手あたり次第に手を出すのでなく、テーマを決めて、それに沿って学ぶようにするといい。
NFの人はいつも頭の中をいろんな考えが巡っているので重要な洞察が頭の中から出ることなく、そこで止まってしまいがち。
自分の思考をジャーナル(日記)などに書き留めるとよい。」

ということです。



なぜトムがこのテストをしたのかな?と思っていたのですが、

このテストを通し
自分の性格を振り返り長所と短所を見つけることが、
自分に見合った勉強方法を見つけるために重要。
勉強は十人十色。みんなと同じ勉強方法をしていても上達しない、
と教えてくれました。

さらにトムはこのテストの結果を見て生徒への指導方法や使用する言葉を変えているそうです。

例えば、何事もオーガナイズされていないと嫌な私には
'Fixed'という言葉を使ったり毎回の授業もFixedされるように準備をする。
逆に'Flexible'という言葉の使用や授業スタイルあまりしない、など・・・。
なるほどな〜〜、面白い。

トムの授業を通し、
以前よりもずっと、英語の勉強が楽しい!と思うようになりました。
残りの日々もベストを尽くします。