大学院で国際保健について研究しています。

心の傷は自分で治す


引き続きインドシリーズ。
以前外務省による学生交流事業のコーディネーターとしてのお仕事で出会ったインドの学生さん(真ん中。こう見えて、高校生)と再会したときの一枚^^ お仕事で出会った各国の学生さんは今でもとっても慕ってくれていて、本当に可愛い可愛い私の生徒です^^




さて、
今週もクライマックスの木曜日が終わりました・・・。

本日のディベートのタイトルは「日本の社会で集団検診は必要かどうか?」でした。

世界を見ても「法律で」会社での健康診断やメタボリックシンドロームの健診が定められているのは先進国では日本のみなのです。

会社での毎年行う健康診断は法律により定められているため、
ある会社では拒否した場合は給料カットというペナルティーが起こり、どういうわけかその拒否した上司までも給料カットされるというペナルティーが起こるそうです。

また、特定健診(いわゆるメタボ健診)に関して言えば、
自治体や健康保険組合が目標(健診の受診率を上げる、メタボ該当者を減らす等)を達しないと、
自治体や健康保険組合への補助金を10%減らしますよ、というペナルティーがあるようです。
毎年受けなければいけないメタボ検診による効果やメタボ健診による診断基準も曖昧な部分も多いようで、
物議を醸しています。

もちろん強制的な健康診断があることで、しかも公費で行うことで良い部分も多くはあると思います。

しかし、まさに日本人らしい文化「連帯責任」がこのような場で発揮されているとは、
今回ディベートを通して知りました。
当たり前のように受けている健康診断でしたが、
世界を見ると常識ではなかったりするのだということをよく知ることができました。





(インドで唯一美味しかった、タージマハルホテルでのアフタヌーンティー)





ここ最近はぐっとやらなくてはいけないことが多くなり、
授業の内容も難しく理解ができないことも多く、IELTSの勉強も難しく、
自分の無能さに涙を流しそうになったり・・・。

頭の中が完全に文系の私にとって、
数字や論理的に考えることはとても苦手で統計を理解したりデータ処理をするには想像を絶するほど時間がかかります。
日本語でも難しいのに英語になると全然理解できないし、
先生の言っていることは呪文のようです・・・・。

研究をしていくには統計がどうしても必要だし、理系の部分ができないとだめだなぁとわかっているのですが、理解するにはかなり高い壁があるのを実感しています。

どこまで自分がついていけるか自分でもわかりません。


逆に今の自分の良い部分は何だろう?と思うと、
4月から毎日勉強をする習慣が身についているということ、
その効果か最近は英語のスピーキングとリスニング力が上がったのを感じます。

ディベートや文献レビューや英語の授業を通して新しいボキャブラリーが頭に定着し、
英語で考えて英語で話すというような作業が以前より自然になっているように感じます。
そして以前よりもニュースの音が遅く聞こえるようになったような気がします。
(完全な理解まではほど遠いのですが。。)


でも・・・・・・・(負のスパイラルへ続く・・・)


IELTSの問題集は全然スムーズに解けない。
英語ができることはとても大切だけど、研究のためにはもっと他にも大切なものがあって、私にはそれが確実に欠けていて、それはどんなに頑張っても理解できないレベルに欠けているし、私は研究には全然向いていない・・・。
という感じにどんどんマイナスなループに入っていきそうになります。

でもできていることを褒めないといけない。
マイナスな思考で自分で勝手にどんどん傷口を広げてはいけないなぁと、
こちらのプレゼンテーションを見て思いました。

こちらからアクセスすると日本語の字幕つきです。
http://www.ted.com/talks/guy_winch_the_case_for_emotional_hygiene/transcript?language=en#t-2516

もし精神的に健康ではないと思う方は方はぜひ見てください^^



先日両親が私に会いに神戸まではるばる来てくれました。
普段食べられない美味しい料理を心ゆくまで堪能しました^^
両親のフットワークの軽さ、
様々な事への探求心やチャレンジ精神、見聞の広さは私よりもずっと幅広く、いつも見習わないとなぁと思います。
生まれてからもうすぐ30年、両親のおかげで今でも私の世界を広げられることができています。
いつもありがとう。ありがとう。ありがとう^^