(マヒドン大学短期留学!)アピール、アピール、アピールの日々!
毎日毎日インプットすることが多すぎて、頭がパンクしそうになっていて、帰宅すると同時にそのままベッドに倒れこんでしまいます。
でもやはりそれらを言葉に残しておかなければ、せっかく学んだことも流れてしまう。
そのためにブログを続けていきたいのですが、なかなか身体がついていかないこともあります。
しかし少しでも毎日こまめに記録をするようにします!
8/10(月)
・午前:CCPRによる災害時のリスクマネジメントについての講演会
タイから洪水の事例、日本から東日本大震災の事例が取り上げられていました。
日本からは法学と経済学の教授が2名、石巻にあるNGOからスタッフの方が1名来られてプレゼンテーションされました。
日本で震災時というクリティカルな時期にいかにボランティアを組織し、NPO/NGO、諸団体と政府が効果的連携を促進できたのか、また促進するために何が必要かということに焦点が当てられました。
タイの場合、それぞれの組織が連携することなく単独で活動を行ってしまい、それぞれの活動の情報共有がなく効果的な支援ができないことが問題であるようです。
これは日本人の持つ助け合いの精神や規律正しさなどの国民性が根本にあるのではないか、またそれを他国で同じように行うというのは難しいことだなぁと思いました。
一緒に参加した教授も「日本人だからできることだね」と言っていました。
・午後:大学内でアメリカ国立衛生研究所方々とミーティング
"Research Collaboration between Mahidol University and Center for Global Health, National Cancer Institute for National Institutes of Health, USA"
アメリカにおける癌対策についてのプレゼンテーション、
タイにおける癌の発生状況についてのディスカッション。
タイでもビートルナッツによる口腔癌がとても多いようで、
ビートルナッツは人々のコミュニケーションの手段の一つだから規制が難しいという話が出ていました。
8/11(火)
・9:00-10:00:栄養学科の教授と面談 (meeting with mentor at Department of Nutrition)
バンコクで行う調査についての相談をしに栄養学科の教授を訪れました。
訪問した旨、研究の内容を伝え、作成した計画書と質問票について説明し具体的にアドバイスをいただきたいという旨を伝え、今後のスケジュール調整を行いました。
教授からバンコクにおける小児に対する肥満対策についての話も伺いました。
栄養対策をしっかり行っている学校と行っていない学校では肥満率に差があるよう。
給食は栄養士が管理しているものではないようです。
また、子供達は野菜が出ても好んで食べないそうです。
またバンコクでは外食をする機会が多く(屋台ではとても安く食べ物が買える)、親が調理をすることが少ないことも問題。
また最近の子どもたちは外で遊ぶことが少なく、家の中でインターネットやゲームをすることが圧倒的に多く運動不足のようです。
とても興味深い話を聞くことができました。
・10:00-12:00: 英語論文のライティングについての講義 (lecture titled 'how to avoid plagiarizing')
他の論文を剽窃(盗用)せずに自分の論文を書くための方法についての講義をタイの学生と共に受講。
具体的にはここには記しませんが、短い時間でしたがとても意義のある講義でした。
マヒドン大学ではアカデミックライティングの授業が毎週アメリカ人の英語専任講師によって開講されています。
日本の私の大学院ではライティングの授業はなく、個人で学び教授から指導を受けながら改善をしていきます。
論文を書く際にネイティブの講師に訂正を依頼できますが、定期的な講義という形では開講されていません。
日本でもライティングの授業が定期的にあれば良いのになぁと思いました。
・13:00-: 英語の先生との面談 (meeting with English teacher)
このタイにいる短期留学の期間に英語の勉強をきちんとしたいと考えていました。
バンコクでいくつか学校を回ったのですが、質と料金が合っていないように見えたため決定できずにいました。(ほとんどの教師がネイティブではない割に料金が高めであることが不満。また指導歴も浅くプロフェッショナルには見えず・・)
すると大学でアドバイザーをしてくださっている教授が
マヒドン大学専任のアメリカ人の講師を紹介してくだささいました。
今日はその先生に会いに行き個人的に勉強を見てもらえないだろうかと相談に行きました。
タイに来た経緯や今度の展望や英語を学んでいる理由など話をしたところ、
ありがたいことに先生から許可を頂き今週から英語の授業を週に2回行って頂くことになりました。
特にライティングとリスニングを集中し、リーディングは宿題で行っていくことに。
授業は一対一で、しかもとんでもない破格で行ってくださるということで話がつきました。
(タイではダブルワークは可能なようです)
ここ二日間はミーティングが続き、とても疲れました。
全く自分のことを知らない人々に短時間で自分をアピールすることは、
とてもエネルギーがいることです。
言いたいことが完全に言えないと、不完全燃焼だし悔しいし、自分の未熟さを思い知ります。
それは決して英語力の不足が全てではないと思っています。
英語ができないから・・・というわけではなく、
(英語力の不足を何かをできない理由にしてしまうことはある意味逃げだと思っています)
自分自身の能力、知識、経験が確実に足りていないのだと思います。
ここ最近は様々な分野のプロフェッショナルの方々と出会い話をし、自分の足りない部分を痛感する日々です。
でもそれはなかなかできる経験ではないので、逃げずにどんどん体当たりをしチャレンジしていこうと思っています。
このように様々な国のスペシャリストと出会う貴重な機会を無駄にせず、
とにかく自分が発言・発信できる場を自分から作っていこうと思っています。
最近大学の同級生がテレビ出演しました。
彼女はNGOで派遣された東ティモールで助産師として仕事をしています。
こちらがテレビで放映された動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=1Gh5i0iP9iI&feature=share
私もたくさん元気をもらいました。
よかったらごらんください^^
友人の活躍は何よりの元気の源です。
イカ・エビ・貝入りが売っていました。5個20バーツ(80円)
ソース・マヨネーズ・のりトッピング。
見かけはたこ焼きっぽい!けれど味はホットケーキ!
甘い!
明日からまたがんばる!