大学院で国際保健について研究しています。

母校に帰る


本日は母校の大学で講演をする機会をいただき、

卒業生や教員を前にソロモンでの活動について40分間お話をさせていただきました。



去年の6月に帰国してからというものの、お話をする機会を何度か頂いています。

大勢の人の前で話をしてほしいとお願いされることなんて2年前の日々からは信じられないことです。


人前で話をすることはとっても苦手で自信がないのですが、

現在の途上国の現状を伝えるためには私が話をしないと、と勇気を持ってお話を受けさせて頂いています。

何度か回数を重ねているので慣れてきているはずなのに、今回は知っている先生を前に話すということもあり今までで一番プレッシャーを感じました。

校舎に入り知っている先生方にお会いしさらに緊張が高まりました。



思い出の空気を久しぶりに感じ、大学生の頃の生活や自分を思い返しなぜか涙が出そうになりました。

あの頃の私は今の私を知っている人にはあまり想像がつかないかも?しれないくらい、

不真面目な生徒でした。

大学ではやり甲斐を見出せず、勉強にも興味が持てず、アルバイトや趣味に明け暮れる日々でした。

それでもどこかでこのままじゃいけないとはずっと心の奥にありながらも、

どうやってこの状況から抜け出せることができるのか分からなくて自信がなくて、
常に現実から逃げていたように思います。

当時の大学の先生達はそんな私にも見捨てることなくとても親身になって、時には叱咤して励ましてくれました。



その悶々とした日々もありながら、諦めないで頑張って良かった。

今日は心からそう感じました。

今こうして胸を張って先生達に再会し自分の報告ができたこと、

あの頃の私をよく知っている先生が私の報告を聞き嬉しそうにしている様子を見て本当に嬉しかったです。

これからは大学の時に真面目に取り組めなかった分も取り返すくらい頑張って勉強していきたいと思っています。



そして将来もっともっと良い報告ができますように。。