タイでの調査のための書類がようやく終了
ようやく帰宅の深夜12時。。。
今日は大学院入学至上最も忙しい一日でした。(まだ2か月しか経っていないけれど)
というのも、教授にタイでの調査を倫理審査に通すために書類を明日までに提出するように言われたため、
書類作成に追われました。
倫理審査とは耳慣れない言葉かと思いますが、
医療系の分野ではフィールド調査をする場合は倫理的な問題があるので、大学での審査に通らないとフィールドに行けません。
大学にその書類を提出し審査が通る(調査への許可が下りる)まで待たなくてはいけないのです。
フィールド調査をしたいからといって、
突然どこかの国のビレッジに行って勝手に調査をするということはあってはならないことなのです。
審査に通すためのいくつもの項目の書類が必要なのですが、作成すると30ページにもなりました。
(日本語と英語版の研究計画書、インフォームドコンセント用紙の日本語と英語版、調査の同意書、調査の質問票、倫理審査についてのelearningを修了しなければならない、その他の山のような書類・・・)
パソコンと向き合いカタカタ・・・書類作成終了23時。
しかし説明書きをよく読むと、それだけではない。
それらの書類を全て7部ずつ印刷し提出するようにと書いている。
さらに、1部は片面印刷さらにダブルクリップし通し番号をつける。
また、その他6部は両面印刷プラス左側にホッチキス、教授と私の押印するなどなど細かい要求が。
暗闇に一人、コピー機の近くで必死に作業。
さすがに書類社会の日本。。
まぁ何はともあれゴールデンウィークごろから本腰を入れて書き始めた書類がようやく完成しました。
なんだか感慨深い・・・。
でもまだ余韻に浸っている場合ではない。
今週はまだ終わらない。
明日明後日でやらなければいけないこと。
・木曜日にある「ソロモン諸島におけるヘルスケアシステム」についてのプレゼンテーションの準備、パワーポイント作成。
・そしてディベートの「伝統医療において使用されている薬草を先進国の製薬会社が使用するべきかどうか」というテーマについての準備。
・土曜日に行われるIELTSの勉強(これはいつも優先順位最下位に回されてしまう)
・タイへのビザの書類作成
(まさに、去年の今頃。みんなでウクレレ片手に合唱。なんてハッピーな時間だったんだろう!)
タイでの研究の倫理審査の書類を揃えつつ、
ソロモン諸島における医療者不足問題や医療費のデータを見ながら、
南米における薬草を介した先進国と先住民との衝突の問題についての記事を読みながら、
あぁソロモン諸島でのフィールド調査はどうしようかと思い悩む。
頭の中がパンクしそうとはこのことか。
というくらい血管の中を血液がものすごい速さで巡っているように感じます。
ふと、yahooニュースを見て、「AKB総選挙」がトップニュースになっており、
日本はなんて幸せなのだろうかと思うのです。
さぁ明日も平和な一日でありますように。
ところで先週末は大学の友人と小さなお祭りに。
勉強してばかりだとストレス溜まるよ!と誘い出してくれた友人たちに、心から感謝です。
お祭りでは偶然ソロモン諸島から留学に来ている方にもお会いしました。
久々にソロモン人の温かいハグを受け、あの甲高い笑い声を聞き、ピジン語を聞き、
ソロモンの温かい友人たちを思い出させてくれました。
うれしかったなぁ。