my counter part
高血糖でクリニックに来た患者さん。
私は早く病院へ紹介状を書かなきゃ!と急いだ。
しかしカウンターパートは「紹介状よりまず話を聞きなさい」と。
カウンターパートがその患者さんに話し始めると、突然大粒の涙をこぼし泣き始めた。
「夫が10年前に家を出てしまい一人で3人の子を育てている。お金が足りなくて、学費を出せなくて、それがストレスだ。」と号泣。
なだめ、親身に優しく話を聞くカウンターパート。
「きっと長年のストレスが高血糖に関係している」と。
その後カウンターパートに言われた言葉。
「男尊女卑の傾向があるソロモンでは女性の抱えている社会的な不安やストレスは大きい。女性の患者さんには特に気をつけて話しなさい」
さらに「カウンセリングをする時に文化を理解することは大切。健康指導だけじゃない。思いを表出して、ストレスを軽減させてあげる。そのためのクリニックでもあるのよ!」と。
この人すごいなと思った瞬間でした。
確かにストレスと血糖値の関係は理解していたけど、生活改善、肥満是正ばかりに頭がいきすぎていた自分に反省・・・。
言葉が足りなすぎてうまく話を聞けないけど少なくとも2年後までには彼女に近づきたい。
写真真ん中がカウンターパートのJULYです。
このとき私はボイラによって顔がぱんぱんに腫れていますが・・・。
そうそう、最近は台湾人の友だちに日本語を教えて欲しいと頼まれて、日本語を教えることになりました。
そして彼女は小学校で英語の先生をしているので、英語を教えてくれる事になりました。
と言ってもごはんを食べながらお茶しながら会話しながらですが、ガールズトークをしながら教え合っています。
ソロモンには色んな人種がいるので、こういう出会いも大切にしたいと思っています。
台湾、オーストラリア、シンガポール出身の友だちと。