1年4ヶ月ぶり
こんにちは。
ご無沙汰しています。私はとっても元気です。
この間何をしていたかというと、日本に一時帰国をしていました。
現在シンガポールにあるチャンギ空港のラウンジにいます。
このチャンギ空港、世界一の空港と言われているのですが、本当にすごい。
ショッピングモールの大きさもさることながら空港内の設備のすごさ。
スポーツジム、スパ、プール、噴水、庭園。
私が滞在しているラウンジではシャワーが使えます。
あちこちでパソコンが使えるようにコンセントも用意されているし、フリーwifiも快適。
す ば ら し い !!
私のような長時間かけて移動するような人にはこのシャワーがありがたくてたまりません。
次のトランジットまで5時間待ちなんですけど全く気にならずに過ごせます。
トイレの入り口にはこんなものが。
清潔度合いを評価するモニターです。
“Poor”“Very Poor”が押されると、清掃員が駆けつけるそうです。
さて帰国について書きます。
物質的に何も無いソロモンから何もかも豊富にありすぎる日本へ・・・。
あまりのギャップがあり今もまだ自分の頭の中で消化できていません。
表情豊かで常に誰かが声をかけてくるソロモンと、
他人に声をかけることなく無表情でまっすぐ前を向いて歩く日本。
どちらが良い悪いというわけではなく、
だから日本はもっとこうした方が良いとは思いません。
それぞれの国、違うのは当たり前。
ただやはり環境で生きている人間は、その環境に自然に馴染んでいくんだな、と。
今は知らないうちにソロモンの環境に染まっているようです。
ソロモンで1年以上生活し、慣れた部分も多くコミュニケーションも困らなくなって来てからというものの、
どうしても彼らの理解できない部分が増えて来て、
仕事をしていてもイライラしたり悩むことが多かったので
この休暇を通しソロモンの良さを再確認したことは自分にとって大きな収穫でした。
今回は私の育った北海道を両親と一緒にぐるりと1200kmの旅をし、
最後は関東へ。
自分のルーツを周る旅でもありました。
特に北海道では兄の五周忌ということもあり、実家で両親と3人で彼のことを振り返ったことはとても良い時間でした。
今まではっきりと彼の死について語ったことも、彼の思い出を振り返ったこともなかったけど
こうして5年の歳月が経ち、ようやく彼について語り、
彼のアルバムや残していった日記を読むことができました。
その心通じ合えた時間が私にとってとても価値のあるものでした。
私たちはたくさんの問題を抱えて居た時期もあったし、時に激しくぶつかり、
理解出来なくなったことも、心が離れた時期もあったけど、
でもどんな時も何があっても信じる事は忘れませんでした。
とっても時間はかかるけど、
本音で向き合うこと、何があっても信じる事、時には赦す事。
きっとこれがとても大切。
これからも常に本音で話し合える家族でありたいと思います。
家族のアルバムも一緒に見ました。
思い出がたくさんある街、
あちこち歩きたくさんの人に会いました。
そして本当に人に恵まれているなぁということを感じました。
関東を周った際には
大学時代お世話になった内海先生からたくさんの日本食や仕事に関する貴重な本を。
そしてたくさんのためになるアドバイスを。
茨城YMCAの宮田さんからソロモンの人々へとたくさんの山のような焼き菓子、
私の大好物のコートダジュールのチーズケーキなど本当にたくさんの物を頂きました。
家をリュック一つで出て、
最後に成田に着いた頃には、リュックの他にバッグが3個程になっていました。
ものすごく重かったのですが、その重みにありがたみを感じました。
温かいお気持ち本当にありがとうございます。
日本でたくさんの物を食べましたが、
本当に日本は食べ物が美味しくって新鮮、そして何を買っても質が良い。
(例えコンビニのパンでも、100均でも然り。)
特にナイフやフライパンなどの仕事に使えそうな物や美味しい小麦粉やたくさんの食品を持って帰りたくもありました。
明らかに質が良くてソロモンより安いし。。
悩んだけれど、
でもやっぱり現地の物をいかに使ってどこまでできるか?というのが私の仕事だと思ったので全て諦めました。
’物が無くてもこんなにできることがあるよ!’ということをポリシーにあと8ヶ月も工夫をしながらやっていこうと思います。
今の自分が出来る最大限の仕事ができるといいいな、きっとできる!やってみる!
思い残す事無く卵かけ納豆ごはんを食べたので、
あと8ヶ月を無駄にすることなく頑張ります^^