オーストラリア人の美味しく無いけど超時短な米の炊き方。
こんにちは。
ここ最近の近況をざっとまとめたいと思います。
最近初心を思い出そうと過去のブログを読み返していたのですが、
ソロモンに来てからの自分の心境の変化や活動の状況がよくわかってブログを書いていて良かったなぁと思いました。
まずは今週の料理教室。
先週お願いをされた娘へのバースデーケーキを作りたいとの思いを叶えるために、週末のイースターホリデーを使って
試行錯誤しながらフライパンでチョコレートケーキを作ることに成功しました。
毎回ながらレシピを考案するのは本当に大変な作業なのですが、今回も頑張りました。
特に小麦粉を使った料理は計量命だから調整がとっても難しくていつも時間がかかります。
①まずはレシピを参考にして材料を計量して量ってみる。→たいてい失敗する。
②もう一度計量してトライ→成功!コツをつかんだ。
③量りを持っていないソロモン人のために、マグカップやスプーンに換算して作ってみる。→微妙に味がおかしい。
(大体、砂糖やバターなどは大さじ1=15gでトライ。小麦粉は計量した小麦粉をマグカップに移し替えてみる)
④再度材料を調整して作ってみる。→ついに成功!!
という流れで1つのレシピでも最低4回は試しています。
そのマグカップやスプーンに換算したレシピを使い料理教室の中で実践しました。
すると、大成功!練習時よりももっと美味しくできました。
皆さん「Oh my goodness!!!フライパンでケーキ?amazing!!!」
本当に驚いて、喜んでくれました。
良かった・・・。
今週はツナとスリッパリーキャベツ炒め、茹でクマラ、チョコレートケーキを作りました。
次回の料理教室は私の活動至上最高に大物な方が視察に来るので準備をしっかり行って臨もうと思います。
さて本出版のその後なのですが、災害以降販売をあまり積極的に行っていませんでしたが
順調に売り上げを伸ばしています。
さらにオーストラリア人の友人達がプロモーション活動を買って出てくれました。
そして、私は実際何もしていません。笑
ホニアラには多くのオーストラリア人が多く住んでいてコミュニティーが大きく、
ソロモン諸島の援助はオーストラリアが一番大きいため彼らの力はとても絶大のですが、
その中でじわじわと広めてくれています。
皆さん「出来る限り3箇所のスポンサーを集める!」と言って奮闘してくれているのですが、
もう本当にありがたいです・・・・。
確かに日本人の私が寄付を頑張って集めるよりも、彼らが広めてくれた方が明らかに効果があるのです。
実際に以前私自身も数件スポンサーを探すために当たりましたが、なかなか難しいものがありました。
彼らの努力のおかげで現在2カ所(某国連機関!とソロモンの某金持ち集団!)から話を聞きたいというお話がきています。
もちろんこの先は私の力にかかっています。頑張ります。
一冊一冊を手作業によって作成された本です。
残り少ない日々で活動も順調に行っていて、
正直もっともっとこの仕事したいという気持ちが大きいですが、最初から決めていた事なので。
次に向かって進むためにもさらに大きな仕事をするためにも、しっかりけじめを受けて帰国をしたいと思います。
リミットはあと2ヶ月。
そして災害の影響でホニアラ市内の主要な橋が氾濫して流されてしまったのですが、
今日その橋がかかっていた場所まで行くと新たな交通手段が・・・。
橋の残骸にロープをかけ、そのロープをつたってボートや板を使って橋渡しをしているのです。
一回2ドル。
新たなビジネス・・・。
橋が落ちても負けない、ソロモン人の発想すごいなぁと思いました。
そして最近仕事を一緒にしてくれているオーストラリア人に日本食を振る舞う機会がありました。
私は全ての調理を担当していたのですが、友人が手伝いを申し出てくれたのでご飯を炊くようにお願いしました。
そしたら
その友人(女性)、
米の袋を開けるなり、
大きい丼に米を適当に入れ、
ミネラルウォーターを適当に流し入れ、
その丼をそのまま電子レンジにin!!
「ちひろ!終わったよ!」と言うのです。
え??
一瞬の出来事にびっくり。
丼?
米洗わないの?
米と水の量計らないの?
なぜ電子レンジ?
そしたら周りのみんなも、「ご飯は洗わないよ。米は電子レンジで炊くものだよ!」
と言うのです!
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」(絶叫)
絶叫している私を見てみんな大爆笑。
最近は米を電子レンジで炊くのが普通?
日本でもレンジで米を炊くタッパーを見た事があるけど、丼は使わないと思う。
それに米を研ぐのは私の中で常識。
「日本人は米を洗うし、洗い方も学校で学ぶよ。研ぎ方も方法があるし水が透明になるくらい研ぐよ!
それに炊飯の前は最低30分は水につけおきしたほうが美味しいし、何より電子レンジ使わないよ!!」
と言ったらみんな、大爆笑。
そんな絶叫する私のために
レンジからその丼を取り出し、米を洗ってくれることになりました。
でもザルで。
「No!! No!! ザルで米を洗ったら米の形状が崩れて美味しくなくなっちゃう!!」
と言ったらまた大爆笑されました。
そして'Australian people are lazy people. You are very industrious people!'
と言われました。
私は日本人の中では生活スタイルはかなり最低レベルのlazyな部類に入ると思うけれど・・・・・。
確かに周りのカナダ人やアメリカ人の友達に言わせると、オーストラリア人はとてもlazyだとはよく聞くのです。
それを彼らは自覚しているみたいです。
ここ最近は災害対応に追われたりクリニックの仕事が忙しかったりで疲れをずっと引きずっていたのですが
久々に大笑いをした一日でした。
それにね、そのレンチンご飯、驚く事にまずくなかった。
もちろん美味しく無かったけど・・・。
ものすごく疲れて米を研いだり計量がめんどくさいときは、
『丼に米と水適当に入れてレンジで10分くらいで米が炊けますよ!!!!』