大学院で国際保健について研究しています。

春!

桜の満開、春の新鮮な香り、過ごしやすい暖かな気候とともに2年ぶりの日本の春を肌で感じています。

以前日本に住んでいた時は、
冬が来て春が来ることはあまりにも自然なことだったので意識をしていなかったのですが、
年中常夏のソロモン諸島(雨季と乾季あり)に住んでみると、
日本に四季があることの素晴らしさ四季を愛でる心など
いかに日本人が四季の移り変わりと共に生活をしているのかということがよくわかります。


さて、
インド腹(インドに行きお腹を壊すことをこう言うらしい・・・)から回復しました。
旅行の中盤に体調を壊し、日本に帰国してからも1週間も体調が優れず、
もう一生下痢が止まらないのではないか、何も食べられないんじゃないかと、
一人ベッドの中でうなされながら恐怖を感じてしまいました。

しかしそんなインド腹も
日本のとても優しい医療者の方々や家族による優しさとと点滴治療と内服によって万全に回復しました。
日本食の美味しさを改めて感じ、今まで食べられなかった分を取り返すべく、
たくさん食べています^^

こちらお腹を壊した原因と考えられるターリー。

そしてビリヤニです。


当分見たくないな・・・^^;



そしてついに、
大学院での新しい生活がもうすぐ始まります。
協力隊の中旬に志望大学院を決め、受験へ向かって一気に突っ走り、
合格届けを頂き喜びで一杯という状況から一転、

今はこの先始まる大学院への不安でいっぱいです。
この先英語での講義についていけるのか、思うように研究ができるのか、
最終的に英語で修士論文を書けるのか・・・。

不安な反面、
きっと一つ一つ乗り越えるだろう自分の集中力と土壇場での強さを信じているのですが、
それでもやっぱり不安なものは不安です。

自分の強みは、
ソロモン諸島での2年間の実務経験があること、
現地での研究をスムーズに遂行するためのコネクションやラポール形成(良好な人間関係)がしっかりできていること、
そして現地のピジン語が話せることだと思っています。
これらの強みを生かしていきたい、生かせられるように勉強をしたいと思います。

いつも、
次のステップに進む時は不安で押しつぶされそうになります。
同時にきっとこの不安を跳ね除けて成功してやるという熱い闘志やエネルギーも湧きます。

最近でいうと、、
青年海外協力隊の派遣前訓練が始まる前に感じた不安。

英語で自己紹介さえも、aとanとtheの違いもまともにわからない自分が、
文法を一からから始めた英語浸けの2ヶ月のトレーニングの日々。

突然先生から、
「明日から毎日クラスメートの前で一人で英語でカンペを見ずにプレゼンテーションをしてもらいます」
と言われた時のどうして良いのかわからず
経験したことのないことへの不安と恐怖でしょうがなかった時。

とにかく自分に負けないと決めて努力を行った結果、
気づけば2ヶ月後には40分のプレゼンテーションをリラックスして行えるようになっていました。

そしてソロモン諸島に派遣されて1年が経過し、
本を出版しようと決心して行動を起こし始めた頃も。
決めたからには必ずやりきりたいけど、何から手をつければ良いのかわからない!!

それでもいつも私は目標に向かって一心不乱に、
自らが設定した壁を乗り越えてきました。

これから始まる新たな2年は
もう一度ソロモン諸島に行きフィールドワークを行い、英語で修士論文を書き上げること。
これが一番の大きな目標です!

2年の間に専門分野を極め、少しは自分に自信を持っているといいな・・・。
目指している理想像に少しでも近づいているといいな・・・。

2年後にこの記事を見て、
やっぱりできたじゃん!と言えていますように・・・。