大学院、最初の一歩!
無事に引っ越しが終わりました。
大人になってから初めての西日本、関西での生活!
土地勘もなく、人も、言葉も東日本とは異なり新たな未知なる世界に不安があったのですが、
その不安も神戸に降り立ったと同時に吹き飛びました。
私が住んでいる街は
神戸の中でも下町と言われている地域で、
神戸のオシャレなイメージとは少し離れた、庶民的な人情味溢れる街です。
人々の日常生活を垣間見れて、居心地が良いです。
家の周りには激安スーパーが軒を連ねていて、
お店に目玉商品目指して押し寄せるたくさんの主婦の方々をかき分けながら食料品を購入しています。
ちなみに今日は卵1パック89円(限定400パック)だったのですがお昼頃に行ったらすっかり売り切れていました。。甘かった。。
そして家の周りにはたこ焼き屋さんやお好み焼き屋さんもたくさん。
さらに美味しいと噂のパン屋さんやケーキ屋さんも。。。
通り過ぎる度に香りにつられてしまいそうで本当に危ない危ない・・・。
周辺の環境は素晴らしいです。
家からは六甲山が見えて、少し足を延ばせば(今日測ったら1.2km)海にも行ける。
海も山もある・・・これは私の育った北海道の故郷が影響してなのか、私の理想のロケーションでした。
小さい頃から海を見て育ったせいか、海を見ると気持ちが開放的になりとても安らぎます。
それから、なんといっても神戸の人々の人柄が最高です。
電車に乗っていても電車を待っていても、
隣のおばあちゃんが「今日は天気ええねー」なんて言って気軽に話しかけてくれたり、
レストランや美容室でもお店でもどこでもフレンドリーに話しかけてきてくれます。
今日もたこ焼き屋でお店のご主人が焼いているのを待っていたらヤクルトを差し出して「これ飲んで待っててな!」と言ってくれました。
さらに大雨の中私の傘が壊れて使えないのを見て、奥から傘を持ってきて「これ使って!」と傘を貸してくれました。
そして、新しいアパートの大家さんはアパートの隣で経営している八百屋さんです。
引越しのご挨拶に伺ったら大家さん、「何か困ったことがあったらすぐに言ってな!」と優しい声をかけてくれました。
さらに有難いことに、美味しそうなイチゴを1パック頂いてしまいました。
大家さんの八百屋さんは野菜の品数は多くないながらもとても新鮮で一つ一つ吟味して置いてあるのが伝わってきます。
そして大家さん、野菜の育て方や産地や味や食べ方など一つ一つ丁寧に説明をしてくれました。
試しに熊本県産の太いアスパラを買ってみると、とても歯ごたえがあってジューシーで甘くて、びっくり!
スーパーで野菜を買うことがほとんどだけどこれからはこの八百屋さんで野菜を買ってみようかなと思っています。
そして関西の方々のお笑いのセンスはやっぱりピカイチで、いつも面白いことを言って笑わせてくれます。
こんなに世間話で大笑いするのは関東ではなかなか無かった経験のような気がします。
さて、
私の大学の入学式は来週なのですが今日から早速大学に行き教授の研究室へ行ってきました。
実は今年の夏に短期留学をしたいと考えていて、交換留学のプログラムに応募をすることを考えています。
今は書類審査(英語・日本語)と面接試験のために準備をしているところです。
私の大学は世界中の名の知れた多くの大学と提携をしていて交換留学も盛んに行われています。
実はそれは私がこの大学を志望した一つの大きな理由でもあります。
その目的を達成するためにどうしても審査に通り、交換留学制度を使って留学をしたいと思っています。
しかし今日教授と話をしてなかなか簡単にはいかないことを実感しました。
留学中は現地でフィールドワークをして研究をしなくてはいけません。
そのためには留学前から入念な準備が必要、そしてまずは研究計画書を来月までに作成提出しなくてはいけないということ。
教授にどのくらいの量の計画書が必要だろうか聞いたら、
笑顔で、「英語と日本語の計画書がそれぞれ50ページくらいあると良いね」と、目が飛び出るような返答。
まだ書類審査の結果も出ていないのに、審査に受かったと仮定して研究計画書を書き始めなくては。
焦りもあるけれど、今日教授と話をして今やらなくてはいけないこと、
そしてそれらの順序がはっきりして頭の中がクリアになりました。
指導教授と常にコンタクトをとりながら、方向性を明確にしながら、今後も進めていきたいです。
大学院では学びたいことがあればあるほど学ぶことができる。
自分がやりたいことをひたすら学べる環境に感謝をしなくては。
知的好奇心が満たされている生活に心から充実していることを感じます。
明日は朝食をしっかり食べて、海沿いの道をランニングして、たこ焼き屋のご主人オススメ桜スポットを見てから、研究計画書を書こう!