私を育ててくれた函館の街
現在函館市のとある情報誌への文章の寄稿を依頼されています。
タイトルは、「郷土にエールを送る・私を育ててくれた函館の街」です。
私が函館に住んだのは高校時代のたった3年間のみですが、
今日までの自分を省みると、
あの3年間で起きた出来事や人との出会いが大きく今の自分に影響を与えているのを実感します。
そのような意味でも函館という街は世界のどの場所を見ても、
最も心に残る場所であり、大切な人々が住んでいるこよなく愛する故郷です。
まさに「私を育ててくれた街」です。
文章の依頼を受けてからというもの、ここ最近はこの3年間に想いを馳せることが多くなりました。
高校時代を思い返すととにかく周囲の人々に大きく影響を受けました。
志が高い友人に囲まれ友人の夢を語る姿や、夢に向かって真剣に取り組む姿を見て、
特にこれといって何も取り柄がない自分に気づき、自分がやりたいことってなんだろう?と
初めて将来を意識するようになりました。
特に写真部で共に過ごした友人からは最も影響を受けたと言っても過言ではありません。
その友人は常に目標を持って何かに一生懸命で、
その夢がどんなに高かろうが周りから無理だと言われようが、諦めることはありませんでした。
「目標」に向かって、「とことん情熱を持って突き進む」というのは
その友人に教えてもらったような気がします。
その友人との関係は今でも高校時代と全く変わっていません。
10年以上たった今でもお互いのスタイルは変わらなく夢に向かって全力疾走していて、お互いを鼓舞しあって生きているのを感じます。
高校時代を思い起こすと・・・
短期のイギリス留学や、その留学で出会った友人達、
寮での友人との家族のような人間関係、親代わりの寮母さん、厳しい寮則や上下関係、
ユニークな同級生、写真部を通した学び、部活を通した友人との絆、高校の愛に溢れた先生達、
函館という風情のある街並み、毎朝晩の欠かすことのなかった礼拝、賛美歌・・・
あまりにも多くの想いを1200字でまとめるというのは至難の技ですが、
頑張って一つの文章にまとめようと思います。